ダルクローズリトミック大人Bクラス2016年度のクラスがはじまりました。
今回リトミックを初参加という高校2年生のKさん。
小さい時からずっとピアノをしていて
ピアノ・音楽が大好き。
でも音大に行くという感じではなく・・・
これからKさんにとってピアノがどんな存在でいてくれるのか
高校2年生というこで今後の進路も色々悩んでいる
とKさんのお母さんからお聞きして
「是非、ダルクローズ受けてみませんか!!!」
とお誘いしました(^○^)
とてもとても緊張していたKさん。
レッスンが始まって、見学窓からKさんのお母さんと中の様子をずっと観察しました。
どんどん表情が和らいできている様子。
あきらかに数分で変化していました。
2時間みっちりのレッスンも何だかあっという間に終わってしまい
終わった後
一緒に参加したリトモスタッフ・小学校教諭の大人のみなさんが
「Kさん。すごいはじめてとは思えない!やっぱりこどもにはかなわない」
といっていました(^○^)
かれこれ4年目を迎えた中学2年生のHくんは
「どうっだった?バッチリ?」
と聞くと、自信満々に
「うん!」
と笑顔で答えた。
Hくんは2年前のフォローアップの時に
「わかった~~~~!!!!!!!!」
といった瞬間から
完全に何かが変わりました(^○^)
その瞬間。
ダルクローズの学び(学びは全てだと思いますが)は
突き詰めて、突き詰めていくと
ある瞬間に何かが大きく変わるんですよね。
初参加のKさんは帰りの車の中で
今日の出来事を溢れんばかりのトークで報告していたとのこと。
普段はこんなに口数の多い子ではないので
間違いなく何か感じてくれたんだと
お母さんも話していました(^○^)
リトミックって
すぐに成果がでる学びでもなく
何ができる!ってことでもない。
でもその中にある要素が
きっとさまざま場面で生かされる
と感じるんですよね。
体験・経験に勝るものなし。
動作自体には何の意味もない
すべての価値は
その動作を起こさせる
感情にあるのだ
エミール・ジャック・ダルクローズ 1912年